斎藤英喜 講演会・学会発表の告知

10月ー3月|歴史の中の大嘗祭

佛教大学四条センター[10/16, 11/13, 12/11, 1/22, 2/19, 3/12]

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平成31年(2019年)、現天皇の退位によって、新天皇が即位します。
天皇位の継承に当たって行なわれるのが大嘗祭(だいじょうさい)です。

大嘗祭は、古代神話に由来すること、農耕の民俗祭祀を原型とすること、
天皇霊を継承する 真床追衾(まとこおふすま)の秘儀があるなど、
諸説がありますが、この講座では、大嘗祭の謎に迫るとともに、
知られざる歴史の中での実態を 解き明かしていきます。

そこには 仏教の影響とともに 時代の思想動向とも繋がりも見えてきます。
大嘗祭は、歴史の中でどのように変貌していったのでしょうか。
その実像に迫ります。


講師:佛教大学歴史学部教授 斎藤英喜


■ 歴史の中の大嘗祭   


< 開講日程 >
2018年

■10月16日 平成二年の大嘗祭と「お告げ文」

戦後初の平成二年の大嘗祭では、折口信夫の「真床追衾説」が否定される一方、テレビ中継も限定される「秘儀」として行われました。そのとき即位した天皇が「お告げ文」という祝詞を読んだこと明かされましたが、その中に書かれていたことは?


■11月13日 古代の大嘗祭と伊勢神宮

大嘗祭は天武天皇の時代には始まったとされています。それは律令国家の成立と不可分な国家祭祀としてありました。
大嘗宮には「御衾」とともに「神座」が設置されますが、平安時代の中頃から、神座の位置が変化しはじめました。その理由とは?


■12月11日 中世の即位灌頂と大嘗祭

鎌倉時代後期から、大嘗祭とともに密教の儀礼を取り込んだ「即位灌頂」なるものが執行されました。
そこでは即位した天皇は、大日如来やダキニ天と合一するという信仰も浮かび上がります。

即位灌頂を執行した二条家や真言宗寺院との関係を見ていきます。 



2019年

■1月22日 江戸時代の大嘗祭と国学者

朝廷の力が失墜したという江戸時代にあって、天皇の即位儀礼はどのように行なわれていたのでしょうか。

本居宣長や平田篤胤などの国学者の学説と大嘗祭との関係など、知られざる江戸時代の天皇儀礼の姿に迫ります。


■2月19日 明治・大正の大嘗祭と柳田国男

大正天皇の大嘗祭のときに政府の「大礼使事務官」として奉仕した柳田国男は、近代の大嘗祭についてどのように考えたのでしょうか。それは彼の民俗学とどうリンクするのでしょうか。明治・大正の大嘗祭と「国家神道」の深層を探ります。


■3月12日 昭和三年の大嘗祭と折口信夫

昭和三年の大嘗祭に際して、折口信夫は「大嘗祭の本義」という有名な論文を発表しました。
そこに論じられたのが真床追衾の秘儀であり、天皇霊の継承という仮説です。
彼の説は、当時の神道家たちの説とどこで繋がり、何が違うのか。折口の大嘗祭研究の今日的な意義を考えてみます。


▼全6回 火曜日 15:30-17:00

■受講料 各回1000円. 申込不要先着順

■会場:佛教大学 四条センター (交通案内

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